京都から日帰りで行ける滋賀県の【彦根城】へ行って来ました!
滋賀県へのアクセス方法はいくつかあり、公共交通機関を使って彦根城へ向かう場合はJR京都駅から新快速で一本で行くのが便利です。
今回は竹兵衛さんが車を出してくれることになり、ドライブで行くことに!
京都の隣県、滋賀県は車で日帰りで行ける距離なので、ちょっと遠出のお出かけをしたい方にはおすすめです。
ちなみに京都で仕事をしていると、滋賀県から通勤している人も多く、琵琶湖もあり、自然が豊富でペットを飼っている人にも滋賀県は人気があるそうです。
当日はゴールデンウィーク前の週末でしたが、天気に恵まれ快晴のドライブ日和!
まずは目的地の彦根城へ直行しました!
彦根城周辺には駐車場や、コインパーキングがいくつも問題なく駐車完了。
彦根城
お城は数年前に姫路城、大阪城へ行った以来です。
姫路城では、お城の中の階段が細くて、傾斜が急で怖かったイメージがあるのですが、今回は一体どんな感じなのでしょう…?
受付でチケットを購入。
チケットは何種類かあり、今回は初めてなので全て入場できる「彦根城・玄宮園・彦根城博物館セット券」大人1,200円を購入。
彦根城の受付から入場すると、坂があり登っていきます。
坂の上へと進むと、途中に櫓が見えてきました。近寄ると櫓の土台となる石組みが迫力満点! 石組みは「礎石」と呼ぶそうです。
大昔にこんなにも重い石を積み上げることが出来たのが凄いです。
途中の売店では、お城グッズやお子様大好きガチャガチャなどがあり、大人気でした(笑
櫓内が公開されていたので、折角なので見ることに!
櫓の中も見学できるのは嬉しいです。 櫓の外観は横に長くとても広そうに見えました。
櫓は「防御・攻撃・物見」や武器の倉庫のために建てられた建造物だそうです。
鉄砲や弓で攻撃するための「狭間」と呼ばれる小窓がいくつもありました。
櫓を見学して、更に坂を上がり、天守閣へと進みます。
彦根城 天守閣
天守閣がドーンとお目見え! 青空に映える美しさです。
では、早速天守閣の中に入ってみます!
靴はビニール袋が置いてあり、脱いで自分で持ち歩きます。
良い天気なので、混雑を想像していましたが、それほど混雑していなくスムーズに中に進むことができました。
お城の中では、順路通りに進むようになっていて、所々にスタッフの方が誘導や案内をされていました。
天守の上の層へと階段であがるのですが、その階段はというと…細くて急な傾斜の木の階段で、やはりちょっと怖かったです(笑
訪れる人の殆どの方が、しっかり手すりを握りしめながらゆっくりと上がり降りしてました。
足の不自由な方は、階段が危ないので、正直おすすめできないです。
彦根城の中へ入られる方は、滑りづらい靴下を履いて行かれることをお勧めします。
姫路城ではスリッパを履いての移動でしたので、スリッパが脱げそうになって余計に歩きづらかった記憶があります。
(※ネット情報によると現在はスリッパを置いていないようです)
階段はどんな感じかというと、、、下の写真は櫓内の階段ですが、お城内部も似たような感じです。
公園のアスレチックで運動しているような感覚になります(笑
お足元にはくれぐれもお気を付けください。
彦根城は1622年に井伊氏の拠点として築かれた平山城で、山は「金亀山(こんきやま)」というそうで、金亀城(こんきじょう)とも呼ばれていたそうです。縁起の良い名前ですね~。
一通り見終わって出てきましたが、歴史も感じられ、とても良い体験になりました!
天守閣は高さ約30mあり、約20年の歳月をかけて建てられそうです。
琵琶湖や市街を一望でき爽快です。
下の写真の真ん中に見える緑に囲まれている池は、これから見に行く玄宮園です。
彦根城は想像していたよりも敷地も含めて、広大でスケールが大きく見応え感満載でした~!
敷物とお弁当を持ってきているご家族連れの方々もいらっしゃいました。休日をのんびりと過ごすのにも良さそうなところでした♪
京都と比べると海外からの観光客は少なく、訪れる人のほとんどが日本人という印象です。
天守のある場所から玄宮園へ向かう途中の風景もとっても美しかったです。
それにしても、大昔にこれだけ広大な建造物を作れたというのにも驚きです。古来から日本人の技術の高さがうかがえます。
内堀には白鳥が泳いでいました!優雅ですね~。
名勝 玄宮園
玄宮園は彦根藩4代藩主、井伊直興が整備した名勝で、中にある数寄屋造りの亭屋が八景亭。
現在は料理旅館として営業されているそうです。
次は彦根城博物館へ。
博物館は、彦根城のチケット売り場のすぐ横にあるので、今回は最後に来ましたが、最初に見ても良いかもしれません。
館内は、フラッシュや三脚の使用は禁止ですが、写真は撮ることができました。
昔の絵画を見ると当時の様子が伝わって面白いです。
その中でも、ひと際目を引く色鮮やかな甲冑が!
彦根藩井伊家では、藩主以下家臣にいたるまで、甲冑や旗指物を朱色で統一していたそうで、このことを「井伊の赤備え」と呼んでいたそうです。
井伊直政所要と伝える具足の総重量は27.3kgもあったそうです。その後、平和な時代が続くと、具足は実用から離れ、装飾性が増し、更に軽量化され、13代 井伊直弼の具足になると、13.3kgと軽量になっていたそうです。
博物館の中は広く、彦根城大手御殿跡地に復元を兼ねて建てられているということで、能舞台までありました。
収蔵資料は9万1千件を超えるそうです。 こちらも見応え満点で一見の価値ありですよ!
博物館を後にし、彦根にぎわい市の看板があったので、寄ってみました。
物産展のような特設会場の中には、彦根の特産品から、日本各地のものまでいろいろなものが販売されていました。
帰り際、城下町の雰囲気を味わえるという、夢京橋キャッスルロード(正式名称:夢京橋商店街)を散策してから戻ることに。
1985年(昭和60年)に彦根市の街角整備事業の一環として都市計画道路と併せて、再開発が進められたということもあって、
現代の城下町といった雰囲気で、近江牛を使用したレストランや、お土産店などが軒を連ねていました。
観光客向けのお店がほとんどといった印象です。
歩いていると良い匂いが漂ってきました~
近江牛の専門店【千成亭 夢京橋店】の前ではテイクアウト用の、近江牛コロッケと近江牛メンチカツが販売されていて、数人並んでいたので、きっと美味しいのだろうと店舗前のベンチで、近江牛プレミアムコロッケ 250円 & 近江牛メンチカツ 300円 いただきます!
両方ともソースをつけなくても、しっかりと味付けされていて揚げたてで衣はサクサク!
近江牛プレミアムコロッケはじゃがいもの中にお肉が多めに入っていて、お肉の旨味がしっかり伝わってきました!
メンチカツのお肉はジューシーでお肉の旨味が口いっぱいに広がってきます。
2個を続けて食べても、脂がしつこくなくて、とっても美味しかったです!
お腹も満たされ、夢京橋キャッスルロードを後にして、駐車場へと戻る途中に綺麗な藤の花が咲いていました。
今年は藤の開花が例年に比べて早かったみたいですね。
彦根城を後にして京都へ戻ることに。
実は、今回もう一つ寄りたい目的地があったので、琵琶湖を一周する形で、湖北の長浜方面を通って帰ることにしました。
ちなみに、琵琶湖の上の方(北側)のことを「湖北」と呼ぶそうで、その途中のどかな風景などを楽しみながらドライブを楽しんでいると、
道の駅ではなく、水の駅があったので、ちょっと休憩。
中には地元産の野菜などが販売されていて、多くの人で賑わっていました。ツーリングを楽しむライダーの人達も多かったですね~。
彦根城の周辺ではそれほど風が強くなく、ポカポカ陽気で汗ばむ気温だったのが、こちらに来た途端、強風&気温も低く、その寒暖差に驚きました!
一休みもしたところで、琵琶湖の景色を楽しみながら、京都方面へと進みます。
琵琶湖が太陽を反射してキラキラ美しかったです~。
次に向かっているのが、パワースポットで有名な【白髭神社】です。
白髭神社の大鳥居はなんと、琵琶湖の水の中に建っているのです!
大昔から、白鬚明神前の湖中に鳥居があったと伝えられていて、室町時代の屏風絵「近江名所図」にも湖中の鳥居が描かれているそうです。
白髭神社に近付くにつれ、道路情報板で「白髭神社方面渋滞」となっていました。
すると、遠くに水の上に浮かぶ鳥居が!
イメージでは車を停められるような、場所か公園の様な所から見れるのかと想像していましたが、近くで見るのは車窓からじゃないと無理なようです。
そのため、ドライバーの皆さま徐行運転で走行してます。だから渋滞だったのですね~。
鳥居の反対側に白髭神社があるので、そちらからも見えますが、渋滞にはまると帰りが大変ということで、今回は参拝はパスすることに。
念願の白髭神社の湖中大鳥居を見れて大満足です!!
白髭神社 湖中大鳥居
夕暮れの夕日や朝日との鳥居も美しいそうですよ! 機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか♪
白髭神社の後は、京都に直行しました。滋賀から京都の大原を通り抜け、京都市街に。
滋賀観光、思いっきり楽しんで大満喫できました!
運転担当の竹兵衛さんは、相当足が疲れたみたいです(笑
一日滋賀を満喫した感想ですが、彦根城は見ごたえ満点で本当に良かったです!
歴史を感じられ、周辺は自然が豊富でお休みの日のリフレッシュや、お子様と一緒のお出掛けにピッタリのおすすめのスポットですよ!
これからの行楽シーズンに京都から少し足を延ばして、滋賀観光いかがでしょうか♪
彦根城へのアクセス
住所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1−1
彦根城公式サイト
白髭神社へのアクセス
住所:〒520-1122 滋賀県高島市鵜川215
白髭神社ウェブサイト
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