祇園祭

祇園祭

京都の三大祭のひとつ『 祇園祭 』(ぎおんまつり)は、
毎年7月1日(吉符入り)から31日(疫神社夏越祭)まで、 一ヶ月間に渡り行われる伝統的な神事です。

日本全国をはじめ、世界中から多くの観光客が訪れ大変賑わいます。
一般的に有名なのが宵山(よいやま)と、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)。
左の写真上が宵山、写真下が山鉾巡行の様子です。 四条通から歩行者天国になり、多くの屋台が並び、
宵山は例年の15、16日の夜に歩行者天国になり賑わい3日間に渡り行われ、それぞれ呼び方があります。

宵山(よいやま)、宵山の前日が(宵々山:よいよいやま)、宵山の前々日は(宵々々山:よいよいよいやま)と呼び、 一番のハイライトが宵山で、人出や露店が一番多く賑わいます。
例:7月14日~16日の場合、【14日:宵々々山、15日:宵々山、16日:宵山】と呼びます。

● 前祭(さきのまつり)宵山(7月14日~16日)、山鉾巡行(7月17日)
● 後祭(あとのまつり)宵山(7月21日~23日)、山鉾巡行(7月24日)

一ヶ月を通して様々な行事が行われるので、祭りの活気ある雰囲気を存分に楽しめますよ!♪

山鉾巡行

山鉾巡行

祇園祭のハイライト山鉾巡行は前祭と後祭に分け、全33基の山鉾が京都の四条~烏丸御池のあたりを練り歩き、
それぞれの山鉾には国産だけでなく、海外の美術工芸品で装飾されていて、重要有形民俗文化財に指定されています。
33基すべて違う装飾がされていて、見ていてとっても楽しいですよ♪
また、山鉾巡行の順番は「くじ取り式」にて決定します。

長刀鉾(なぎなたほこ)
毎年「くじ取らず」として必ず山鉾巡行の先頭を行く山。現在稚児が乗る唯一の鉾。「しめ縄切り」で巡行が始まる。
蟷螂山(とうろうやま)
「かまかり山」とも呼ばれ、カマキリの羽や鎌が動く祇園祭唯一のからくり山。中国の故事「蟷螂の斧を以て降車の隧を禦がんと欲す」を題材にしています。
伯牙山(はくがやま)
中国の周時代に琴の名人の伯牙が自分の琴を理解してくれた鍾子期の死を聞いて、その琴の弦を断った故事を題材にして作られた山。

宵山

宵山

前祭(7月14~16日)の宵山は各山鉾に夜には提灯が灯されて、にぎやかな「コンチキチン」という音色の祇園囃子が
響き渡りお祭りムードに一色に♪  また、後祭は前祭とはちょっと違う少し落ち着いた感じの祇園祭を楽しめますよ。

歩行者天国
前祭の宵山で2日間だけ行われる歩行者天国。だんだんと暗くなるにつれ人の出が多くなり賑やかに。
八坂神社
祇園祭は八坂神社の大祭なので、ものすごい人で賑わっていました。
夜の山鉾
歩行者天国の日の夜の宵山です。ものすごい人で通行人も一方通行のため、一度この流れに入るとなかなか出られないという・・・体験談です(笑)

ぜひ皆さまも日本の三大祭り京都の祇園祭へ来てみてはいかがでしょうか♪

お越しの際は、開催される7月の京都は梅雨明けの真夏ということもあり大変暑くなりますので
行かれる際はしっかり水分補給をして熱中症予防をしてくださいね!