実光院（じっこういん）は、勝林院の僧坊の一つとして創建され、 客殿は大正10年に建てられたものとこと。 客殿の南側の庭園は契心園（けいしんえん）と呼び、江戸時代後期に造られ、拝観料に含まれる、お抹茶とお茶菓子をいただきながらお庭を眺めることができます。
西側の庭園は池泉回遊式庭園になっており、外に出て歩いてお庭を楽しめます。 お庭には、樹齢約100年を超える十月桜があり、不断桜と呼ばれ、10月の初旬に開花して 11月の中旬に秋の満開を迎え、冬はわずかに花を咲かせ、4月初旬に春の満開を迎え 10月から翌年の4月まで耐えずに花を咲かせ続ける不思議な品種の桜があります。