洛東コース

洛東エリア おすすめコース

洛東エリアの人気スポットを盛り込んだ、おすすめコースをご案内します。
平安神宮・南禅寺・八坂神社・清水寺を巡ります。

沢山歩くコースなので歩きやすい靴がおすすめです。

最初に向かう先は平安神宮。

【京都駅からバスで行く場合】

洛バス100系統、、急110系統 市バス5系統(所要時間は約30分)

下車停留所「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車→徒歩約5分。

【地下鉄で行く場合】
地下鉄 烏丸線 京都駅から「国際会館方面 行」に乗車

地下鉄 烏丸線「烏丸御池駅」で地下鉄 東西線「六地蔵方面 行」に乗り換え
         ↓
地下鉄 東西線「東山駅」下車→徒歩約10分

【JRと京阪電車乗り継ぎで行く場合】

京都駅 JR奈良線に乗車「東福寺」駅で下車

京阪電車 「出町柳行」に乗り換え
        ↓
京阪電車 「三条駅」または「神宮丸太町駅」下車→徒歩約15分

それでは、平安神宮へ向かいましょう♪
バスを降りるとインパクトのある大きな鳥居が!

このあたりは岡崎公園といって、イベントなども開催される場所なんですよ。
蚤の市なども開催されていたり。

平安神宮

平安神宮(へいあんじんぐう)は明治28年に平安遷都1100年を記念し、
第50代桓武天皇をご祭神として創建され、
社殿は平安京大内裏の朝堂院を8分の5サイズに縮小され建立されたものです。
平安神宮の境内は無料で自由に参拝できます。神苑は有料。
神苑(しんえん)とは神殿を囲むように、東、中、西、南の4つの庭からなる庭園のことで、
総面積33000㎡(約10000坪)の広い池泉回遊式庭園は国の名勝。
春には桜、秋は紅葉と四季折々の美しさを楽しめますよ。

宮廷の華やかさが感じられる応天門(神門) 左側には平安神宮を守っているかのような、
強そうな虎?犬?の像があります。

それでは、神苑を見に行きましょう! 神苑は有料で拝観料は大人600円、子供300円

中はとても広く、この日は拝観してる人私以外に数人しか見かけませんでした。
桜や紅葉の時期は物凄く混雑してるんですけどね。 ちなみに桜の時期の入場受付はこんな感じです↓

写真は列の半分より手前しか撮ってないですが、この倍以上の人達が並んでいました(汗)

こちらは泰平閣で、京都御所から移築された建物とのことです。

さて、ゆっくりと神苑を楽しみます♪ この時期は、あまりお花など咲いていない時期でしたが、
初夏には花菖蒲やカキツバタ、椿、さつきなど 四季折々の植物を見ることもできるそう!

鴨親子も素敵なお庭で楽しそうにしてます(笑)

神苑の中は広く、様々な植物が綺麗に手入れされ植えられていて見ていて楽しかったです♪

京都の三大祭りといわれる時代祭は毎年10月22日に行われる平安神宮の大祭。
皆さまも、タイミングが合えば見に来てみてはいかがでしょうか♪

さて、次は南禅寺へ行きましょう♪  南禅寺へは平安神宮から徒歩15~20分ほど。
その前に、ちょっとお茶でも飲みたい方は京都岡崎 蔦屋書店のスタバがありますよ。
本を読みながらコーヒーが楽しめる店舗とのこと。

京都は初夏でも30度近くまでなる日もあるので、
観光される方は熱中症予防のため水分補給を忘れないようにしてくださいね。
南禅寺へ向かう途中に桜の名所、蹴上インクラインがあります。

蹴上インクライン

明治23年に琵琶湖疎水が竣工され、京都と滋賀の大津間の船の輸送を用途のひとつとしていたそうですが、
落差の大きな場所は船が運行できないために、台車に乗せるインクラインで運行し、
昭和23年まで実用されてたとのことです。桜の時期は本当に綺麗で多くの人々が訪れる場所なんですよ。

 

南禅寺に到着!

南禅寺

南禅寺(なんぜんじ)は約700年ほど前に亀山天皇が離宮をつくり、
1291年に天皇が法皇にな 離宮を禅林禅寺という名で寺にしたのがはじまり。
京都五山、鎌倉五山の上位の別格的扱いで、日本の禅寺の中でも最も格式の高い寺院とのこと。
歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな…」の伝説でも有名。
南禅寺も桜と紅葉の時期もとっても綺麗なんです♪

こちらは、水道橋(水路閣) 琵琶湖から水を取水し京都へと運ぶ役目で造られており、
今も現役なんです。
明治23年に竣工した水路閣ですが、当時21歳の若き工事担当者が監督したとのこと!すごいですね~。

芸術的な水路閣は観光客に人気で、写真撮影する人でとても混雑していました。
南禅寺の境内、水路閣は無料で自由に参観できますよ。
南禅寺の方丈庭園と三門は有料。

それでは次は八坂神社へ行ってみましょう!
八坂神社までは徒歩で約30分ほど。 青蓮院や知恩院などを通り円山公園を通り抜けて行かれる場合、
お時間があれば知恩院を観光するのもおすすめです!
知恩院(ちおんいん)は日本最大の三門と除夜の鐘でも有名な寺院。
桜の時期の景観は素晴らしいですよ。

知恩院

知恩院を過ぎると今度は八坂神社があります。
八坂神社からは枝垂桜で有名な円山公園に接続しています。

八坂神社

八坂神社は祇園さん(ぎおんさん)の名でも知られ、京都の三祭祇園祭は八坂神社の大祭。
こちらの門は西楼門。八坂神社の写真と撮る場合は一旦西の四条通方面に出ると撮れますよ♪
八坂神社は無料で自由参観できます。

特に女子に人気なのが占いみくじと恋みくじ!
こちらの木の箱を降って中から出てきた棒の数字を受付の人に伝えて買うおみくじなんです。

それでは、次は清水寺へ向かいます。
遠くに見えるのが法観寺で通称は八坂の塔。

豊臣秀吉の正室だったねねの道を歩きます♪ ねねの道の由来は、夫の秀吉が没した後、
高台寺を建て余生をこの地で過ごしゆかりが深いところからきているそう。
下の写真はねねの道(高台寺北門通)は石畳の美しい通りで、
このあたりは産寧坂伝統的建造物群保存地区なんです。

高台寺も桜の名所として有名。 その高台寺の手前に高台寺天満宮があります。

豊臣秀吉と正室の北政所ねねの像があります。夫婦円満のご利益があるそうですよ。

進んだ先に、当サイトのトップページにもある、法観寺(ほうかんじ)があります。
通称を八坂の塔(やさかのとう)と呼ばれて親しまれています。

写真撮影をするなら、人の少ない早朝がおすすめですよ!

世界中の観光客がこちらの写真を撮りに来る人気の撮影スポットでもあるんです。
清水寺へ行く途中の二年坂(二寧坂)、三年坂(産寧坂)は老舗、京都らしい雑貨やお菓子の専門店、
お土産屋さんなど多くのお店が軒を連ね見ているだけでも楽しい!
食べ歩きなどができるお店もあるので観光で疲れたらちょっとお茶することもできますよ♪

清水寺(きよみずでら)に到着!

こちらは西門。後光が差しているいようでなんとも神秘的。

清水寺は平安遷都以前の西暦780年に、この土地へ鹿狩りに来ていた
坂上田村麻呂が修行中の賢心(後に延鎮に改名)に出会い、 殺生の罪を説かれ、
夫人とともに千手観音を造り、お堂を建てたのがはじまりといわれています。
本堂はこれまで何度も焼失しているそうですが、現在の本堂は1633年に徳川家康の寄進により再建されたもの。
清水の舞台で有名な清水寺は、世界中から多くの観光客が訪れる人気のスポットなんです。

このぐらいの人通りがあります(汗)↓

近年では平成20年(2008年)から総工費約40億円といわれる50年に一度の平成の大改修と修繕工事が始まり、

このように本堂が檜皮屋根の葺き替え工事中のため、素屋根で覆われていて見ることができませんでした。

 

ですが今年、2020年2月下旬に檜皮屋根の葺き替えが終了して全貌が見られるとのことで、行ってみました!

拝観料:大人400円、高校生400円、中学生200円、小学生200円
お手頃な拝観料は良心的に感じました。

下の写真の右の開かれている場所が、ことわざ「清水の舞台から飛び降りる」で有名な清水の舞台です。

舞台に出てみましょう!

ちなみに清水の舞台から飛び降りるの由来は江戸時代から始まった民間信仰で

「清水寺の観音様に自らの命を捧げ、清水の舞台から飛び降りて助かれば願いが叶い、
死んだとしても成仏して観音様のところへいける」というもの。
明治5年に飛び降り禁止令が出るまで飛び降りる人が後を絶たなかったそうです。
ちなみに生存率は約85%だとか。 本当に飛び降りる人がいたとは・・・ちょっと怖いですね。

清水の舞台からの眺め。

遠くに見える三重塔は子安塔(こやすのとう)。

清水寺の中に地主神社(じしゅじんじゃ)という神社があります。
縁結びの神様として多くの人が訪れる人気の神社なんです。

さて、いよいよ修繕工事が終わった本堂を見てみましょう!

どっしりとした本堂は威厳に満ちたたたずまい。
新緑に映える美しさでした!遠くにはかすかに京都タワーも見えました。
拝観順路に従って下へと歩いていくと、音羽の滝(おとわのたき)があります。

音羽の滝は清水寺の起原となった滝。 水源の牛尾山で大蛇退治が行われた時に、
滝の水が真っ赤に染まったといわれ、 古来より「黄金水」「延命水」と呼ばれ六根清浄や諸願成熟を祈願する場所。
普段から多くの参拝者が訪れる人気のスポットなんです。

朝早くには清水寺のお坊さんがこちらの音羽の滝などでお経を唱えていらっしゃいました。

今回は洛東の定番観光スポット平安神宮・南禅寺・八坂神社・清水寺を巡りましたが、いかがでしたでしょうか?
四季によって映し出される景色や雰囲気が違うので、いつ来ても楽しめますよ!

清水寺観光の後は周辺でお土産探しや食べ歩きも良いですね!
茶碗坂もすぐ近くにあるので食器好きな方におすすめです。
本場清水焼など見るだけでも楽しいですよ♪

皆さまも是非京都へ来られた際はお気に入りのスポットなどを見つけてくださいね!

それでは洛東コースをまとめます。

Q: 行くのはどの時期がおすすめ?
→桜や紅葉を楽しむなら、桜は4月頃、紅葉は11月頃。人混みが苦手な方はそれ以外の時期が無難です。
おすすめは寒すぎず、暑すぎず過ごしやすい5月頃。(※GW中は混雑します)

Q: お土産買うならどこがいい?
→一番最後の清水寺を見終わってから、ゆっくり清水寺周辺で探すのがおすすめです。