先週、京都市右京区にある妙心寺(みょうしんじ)へ行ってきました。
妙心寺は広大な敷地の中に46の塔頭(たっちゅう)と呼ばれる個別の寺院があります。
到着したのが午前ということもあって、訪れている人が少なく境内はとても静かでした。
境内を一周してみましたが、壮大で迷路のような空間です。
妙心寺
今回は妙心寺の塔頭のひとつ退蔵院(たいぞういん)へ。
退蔵院
拝観料:一般600円(高校生含む)、小中学生300円
退蔵院は応永11年(1404年)に創建された歴史ある寺院で、
見どころは方丈(本堂)にある国宝の瓢鮎図(標本)。本物は京都国立博物館に寄贈されているとのこと。
順路通りに進むと木漏れ日に照らされ美しい観音様がお出迎え。
方丈では靴を脱いで縁側に座ってお庭を楽しむこともできます。
庭園へと続く細い通路を歩いているだけで緑が美しくて癒されます。
門の先を見渡すと迫力のある見事な紅しだれ桜の木がありました。
桜の時期は終わってしまい葉桜になっていましたが、桜の時期にはきっと見事な桜が見られることと思います。
余香苑(よこうえん)
余香苑は緩やかな勾配があり、見る角度によって様々な景色を楽しめました。
綺麗に手入れされていて、とても美しかったです。
池には鯉が泳いでいたりと、ゆったりとした時の流れを感じます。
ちょうど今が季節の藤の花が咲き始めていました。
大きな蜂が一匹いてちょっと警戒しましたが、どうやら蜂は藤の花の蜜に夢中なようで
こちらには興味がなくてよかったです(笑)
藤棚の下から座って庭園を眺めることもできます。
マスク越しでしたがほのかに藤の香りが漂ってきて心地良かったです。
水琴窟(すいきんくつ)
耳をあてると素敵な水の音色が聞こえてきますよ。
退蔵院は落ち着いた雰囲気でゆっくりと楽しめるとても素敵で癒され空間でした。
桜の時期にまた訪れたいと思います。
ブログランキングに参加しています。クリックして応援していただけると嬉しいです!