皆様、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
梅雨入りし、最近は湿度が高く雨の日が増えてきましたね。
先日は久し振りに足を延ばして、滋賀県の石山寺へ行って来ました。
石山寺は紫式部ゆかりの地としても知られています。
京都市内から滋賀県へのアクセスは非常に便利で、多くの人々が通勤や通学で行き来しているほど、気軽に行ける場所です。
今回は京都市役所前から京阪京津線でびわ湖浜大津で石山寺駅行きに乗り換えて向かいました。
石山寺駅から石山寺までは徒歩で15分程度でした。
当日、午前中は雨でしたが、天気予報によると午後から晴れる予報でしたので、その予報に従って出かけたところ、予報通りに晴れ渡り暑すぎず、心地の良い風が吹き、絶好のお出かけ日和となりました!
石山寺
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石山寺は天平19年(747年)に開山された歴史ある寺院で、紫式部がこちらの寺院で『源氏物語』のアイディアを得たそうで、紫式部とゆかりのある寺院で知られています。
参拝料は時期によっても違うようですので、石山寺ホームページにてご確認ください。
石山寺ホームページ
参拝にはセット券があり、今回は『石山寺入山セット券(入山・本堂内陣・豊浄殿拝観)1100円』で入山しました。(※2024年6月現在の料金です)
他にも現在放映中の源氏物語が題材の大河ドラマ『光る君へ』について展示されている【光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館】がセットになっているものもありましたが、ドラマは見ていないので今回、大河ドラマ館はパスすることにしました。
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新緑が美しく、雨上がりの爽やかな空気が美味しく、森林浴がとても気持ち良かったです。
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上の画像の階段を上がって行きます。
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どこを見渡しても緑がいっぱいで、本当に癒されました~。
下の写真は国宝の多宝塔で、建久5年(1194年)に源頼朝の寄進によって建てられているそうです。
下に見える岩は、天然記念物である硅灰石です。石山寺の名前も、この硅灰石に由来していると言われています。
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本堂は内陣拝観は有料になりますが、今回はセット券で入場しました。
撮影は禁止されていますが、内陣拝観では多数の歴史的仏像を間近に見ることができ、非常に価値のある体験でした。
本堂の前には紫式部源氏の間があります。
おそらく、紫式部はこのような場所で執筆していたのでしょうね。
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硅灰石の間にある階段を上がって多宝塔へと向かいます。
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階段を上がると、その横に鐘楼があります。
こちらも源頼朝の寄進とされているそうですが、元徳年間(1329~1331)頃に改築されたと言われています。
鐘楼
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多宝塔までもう一歩です。
多宝塔
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多宝塔の中の本尊は快慶作の大日如来坐像が公開されていますが、柵の外から見ることが出来ました。
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下の写真は多宝塔のある場所から見渡した景色です。
緑が鮮やかで美しい風景でした。
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多宝塔のから拝観順路を進むと、見晴らしの良い場所がありました。
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下の写真は豊浄殿で入館料が必要です。
今回、豊浄殿が入場できるセット券で入館しました。
『石山寺と紫式部展』が公開されていました。今年(2024年)は春夏秋と3期にわたり所蔵品を公開されるそうです。
3/16(土)~ 6/30(日):紫式部をめぐる人々
7/6(土)~ 8/25(日):紫式部と光る君の物語
9/1(日)~ 12/1(日):紫式部とほとけの道
『紫式部をめぐる人々』展を見てきましたが、紫式部が使用したと伝わる硯が展示されていたり源氏物語をより深く知ることが出来て興味深い展示でした。
紫式部が使用したと伝わる硯は全期間展示されているそうです。
豊浄殿
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境内は広いので、混雑せず落ち着いて拝観できました。
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日差しが強くなり、暑さが増していましたが、木々の木陰を歩くことができるので、心地良かったです。
光堂
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光堂から少し進むと、紫式部の像がありました。
混んでいなかったので、ゆっくりと記念撮影できました。
紫式部像
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紫式部像から出口方面へ進むと、八大龍王社があります。
神聖な空気を感じられる美しい場所でした。
八大龍王社
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新緑と苔の緑一色の世界を歩いているようで、本当に最高でした!
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天気も良くなり、青空に変わったので最後にもう一度多宝塔を見て帰ることにしました。
青空に映える多宝塔は本当に素晴らしいですね。一日で二つの異なる顔を見ることができ、幸運な一日だったと感じました。
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石山寺の参拝には、ゆっくりと見学しても2時間ほどかかりました。京都市内からの電車は空いており、石山寺には海外からの観光客も少なく、静かにのんびりと観光を楽しむことができました。静かで落ち着いた観光が好きな方にはおすすめです。
帰りも京阪電車で帰りました。
行きに写真を撮っていなかったのですが、【京阪電車 石山寺駅】は紫式部一色の可愛い駅舎でした。
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これから暑さが厳しくなると思いますが、どうぞご自愛ください。
また次回お出かけ日記を更新したいと思います!
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