先日、上京区にある陰陽師 安倍晴明をお祀りしている【晴明神社(せいめいじんじゃ)】へ行ってきました。
晴明神社は厄除け、魔除けの神社で創建は1007年(寛弘4年)。
一条天皇が偉業を讃え、安倍清明の屋敷跡に社殿を創建され、創建当時は広大なものだったという記録が残っているそうです。しかし、その後に応仁の乱が起こり、長い度重なる戦火により規模が縮小され社殿も荒れた時代が続いていたそう。その後整備、改修が進められ現在に至るとのことです。
堀川通に面する晴明神社の正面にはバス停がありました。停留所の名前は「一条戻橋・ 晴明神社前」
京都駅前バスのりばから市バス9系統に乗ると真ん前に到着するので便利ですね。時刻表へのリンクはこちら(京都市交通局ホームページ)
車で来られる方には晴明神社のすぐ隣にコインパーキングもありました。
なかなか広いコインパーキングです。
平日の午前中ということもあって、それほど混んでいないかと思っていたのですが到着したら
多くの人が訪れ大変混雑していました。
最近は京都の観光地や神社仏閣にも人が戻りどこも賑やかですね。
一の鳥居には金色の社紋(五芒星)が掲げられており、独自の雰囲気が感じられる神社です。
近年の陰陽師ブームの影響や、映画やアニメ、ゲームにも登場している安倍晴明をお祀りしている神社ということもあって
若い世代の方も多く参拝に来ていました。
陰陽師とは奈良時代から平安時代にかけ日本の律令制において陰陽寮という役所がおかれ、そこに属した官職の一つだったそうです。
現代でいうところの国家公務員ですね。
境内にはグッズを販売しているお店もありますよ。
こちらは二の鳥居。
その先に本殿があります。
先に手水舎でお清めをしてから参拝します。
こちらの手水舎は新型コロナウイルス対策で流水式に改修されているそうです。
いよいよ本殿へお参りします。
厄除けや魔除けのご利益があるパワースポットの晴明神社の本殿は神秘的な雰囲気が漂います。
本殿のすぐ隣には立派な御神木が晴明神社を守るように佇んでいて、生命のパワーを感じられます。
推定樹齢300年の楠とのことです。
こちらは厄除けの桃。
古来から中国、陰陽道では桃は厄除けの果物といわれているそうです。
ご自身の厄をこちらの桃に撫でつけると、清々しい気持ちになれるのだとか⁉
授与所では多くの人がお守りなどを買い求めていらっしゃいました。
安倍晴明は延喜21年(921年)生まれたとされ、晩年の85歳まで現役で活躍されていたそうです。
当時ではかなりの長寿と思います。健康を維持されていたことが想像できます。
数々の不思議な力で人々から信仰されている安倍晴明のゆかりの地【晴明神社】へ
皆さまも京都へお越しの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。