赤い鳥居でトンネルが続く光景で有名な伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)ですが、全国に約三万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。稲荷山の麓に本殿があり稲荷山全体を神域としています。

元来、五穀豊穣を祀る神だったそうですが、時代が変わり現在では商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の神様として
信仰されるようになったそうです。海外からの外国人に大人気のスポットで多くの観光客が年中訪れ、
お正月の初詣には日本中からも多くの人々が参拝に訪れています。

管理人の私は、以前休日の天気の良い日は必ずと言ってよいほど運動のため早朝に稲荷山へ散歩へ来ていました。
なぜ早朝かというと、平日でも朝8時を過ぎると多くの観光客が来るため赤い鳥居で大渋滞が起こることが日常茶飯事で、普通の速度で歩くのも難しいため運動どころではなく、ひき返すこともありました(汗)
午前7時には到着して稲荷山をぐるり一周して8時前には伏見稲荷を後にするという休みの日のお気に入りの日課でした。

ちなみに、インスタ映えするような写真を撮りたい方は早朝に行かれるのがオススメです!
早朝は日中よりも人が少ないので、ベストショットが撮れるかも!?

それでは、稲荷山を歩いてみましょう!

写真の日は冬の午前7時頃ですが、人通りはまばらたなため静かで神聖な空気に包まれていました。
京都は山に囲まれた盆地のため、夏は暑く、冬は底冷えがするほど寒いといわれいます。
この日も寒さが厳しく空気が凍り付くような冷え方でした。

この日は雪がちらつき、うっすらと屋根に雪が残っていました。
京都市内の雪の降り方は、大半はちょっと降ってすぐ溶けるのですが
山など標高の高い場所は多少雪が残ることがありますね。
雨上がりや、雪の日は滑りやすいので、行かれるときは足元には十分にお気をつけくださいね。

ある程度歩き進んだころ、ようやく開けた場所が見えてきました。 
ようやく四ツ辻に到着!

四ツ辻にはベンチや、うどん屋さんがあり飲み物なども売っているのでほっと一息!

さて、ここから更に道が続きます。
階段はそれほど距離は長くなくても想像以上に長く感じてしまいます。

四ツ辻で小休憩して、再度ピッチを上げて上へ上へと進みます。
冬の寒い日でもこれだけ歩くと寒さも吹き飛ぶくらい暑くなっていましたね(笑)
私のように、朝から犬を連れてお散歩される方や、ジョギングのように小走りで階段を駆け上がる方などもいらっしゃいました。
私もほぼ毎週の休みには来ていましたので、慣れてきたころには駆け足で階段を上がり
30分ほどで本殿から一周して降りてくるぐらいにまでなっていました(笑)
空気もおいしく、ご利益も授かり、鳥のさえずりを聞きながらエクササイズもできる大好きなスポットです。
残念ながら、現在の住まいは稲荷山から遠く離れてしまったため行く機会が減り運動不足な今日この頃です。

エクササイズをされるとき、音楽を聴きながらされる方も多いかと思いますが、
森の散歩は音楽なしでも鳥のさえずりが聞こえてきて、心身ともにリフレッシュできておススメです!

ちなみに一ノ峰が山頂なのですが、初めて稲荷山へ行ったとき、予想外の展開が!

私の勝手な想像なのですが、山の山頂というと景色が綺麗だったり開けた場所というイメージだったのですが、
稲荷山の山頂は想像とはちょっと違っていました。

こちらがその山頂です!

想像していた山頂は、普通の山の頂上みたいな感じなのかな?と思っていたのですが
山全体が神域という稲荷山の山頂はちょっと違った感じですね~。
早朝ということもあって静かで神聖な空気が漂う、そんな感じの山頂でした。

ここからは来た道と反対側から戻り一周になります。
今度は赤い鳥居の裏側を見て戻ります。

千本鳥居の裏側は奉納した方の個人名や、会社名などが書いてあるんです。
見ながら歩くのも面白いですよ。

縁結びの口入稲荷大神(くちいれいなりおおかみ)も後光がさしていて神秘的!

お山めぐりの一周が終わり、裏参道の屋台の営業が始まりとっても良いにおい♪

早起きは三文の徳ではないですけど早朝の伏見稲荷大社のお山めぐりは、
空気も美味しくシャッターチャンスもいっぱい!
一周終わった後は朝食が美味しく感じますよ😊
皆さんもいかがでしょうか♪

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市香 (Ichika)
初めまして、WEBディレクターの市香です。 現在、京都市在住で観光関係の仕事に就いています。 京都街歩きが好きで撮りためてきた写真と京都の情報を まとめて当サイトで発信していきます。 皆さまの観光のお役立ちになれば幸いです。