こんにちは。
行楽日和の晴天が続き、前回の青蓮院門跡に続いて、
今回も皇室とゆかりが深い御寺(みてら)泉涌寺(せんにゅうじ)へ行って来ました!
今回初めての訪問です。
泉涌寺(せんにゅうじ)
皇室とのゆかりについて
1214年に四条天皇が同寺で葬儀が行われたことから始まり、御水尾天皇、孝明天皇など歴代天皇・上皇の葬儀が執り行われた寺院です。
その陵墓も全て境内にあり、月輪陵(つきのわのみさぎ)、後月輪陵(のちのつきのわのみささぎ)、後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ)として祀られています。
拝観料は大人500円で、受付を済ませ中へと進むと受付の人と自分以外に人が見当たらず、静寂に包まれていました。
大きな大木の緑が鮮やかで、小鳥のさえずりも聞こえてきてとっても心地が良かったです。
仏殿
大門をくぐり、手前に見えてきたのが仏殿です。
1668年四代将軍徳川家綱によって再建された本堂とのことです。
泉涌水屋形(せんにゅうすいやかた)
ふと、仏殿の向かって右横に緑に囲まれていた建造物が目に止まり見ると、泉涌寺屋形というそうです。
泉涌寺の名の由来となった清泉を覆う屋形で、1668年に再建されたものとのことです。
泉水は今も尽きることなく沸き続けているとのこと。
水に恵まれた場所らしく美しい緑の苔に囲まれていました。
写真を撮っていると・・・
何か地面で動いているものを発見!
よーく見ていると、小さなサワガニがいました!!
丁度写真の真ん中にいます。次の写真でアップにしますね。
カニから「見つかった!」と心の声が聞こえてきて、可愛かったです(笑)
泉涌寺でサワガニを見つけるとは思わなかったです(笑) 癒されのひとときでした。
この後、サワガニはすごい勢いで
木の陰に隠れそのままどこかへ行っちゃいました。
サワガニにとっては綺麗な水と緑で住みやすい環境なのかもですね!
周り一面緑に囲まれた中に静かに佇むのは鎮守社。
神聖な場所という感じがしました。
鎮守社
境内は広くて人がいなく、歴史を感じる何とも言えない雰囲気。
勅使門(ちょくしもん)
皇族方や天皇の直視軒が寺を訪れた時に開けられる勅使門で、
奥に見える白砂を敷いた御所庭の奥には昇降口があり、「御車寄せ」と呼ぶそうです。
修理の際に、鬼瓦に弘化2年(1845年)御再建という銘文が見つかり、天保12年(1841年)の
本坊の火災の後に再建された年に当たるとのこと。
奥へと進むと庭園の特別拝観の看板があったので、折角なので拝観させていただくことにしました。
御座所
写真撮影はお庭のみの撮影あればOKということでした。
御座所庭園
お庭から小鳥のさえずりが聞こえてきて、本当に気持ちが良く
日々の雑踏から離れ、何も考えず心静かにお庭を楽しむことができました。
神社仏閣巡りはいつも一人で行くのですが、一人で行く良さは誰とも話さず
その場所を自分のペースでゆっくりと楽しめるのが気に入っています。
泉涌寺は隅から隅まで綺麗にお手入れされていて、美しい寺院という印象でした。
またゆっくりとお寺巡りをしたいときに訪れようと思います。
この後は、泉涌寺の周辺にある神社・寺院を周りました。
続きは次回にご紹介します!
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泉涌寺
住所:京都市東山区泉涌寺山内町27