先日、京都駅周辺を歩いていた際に西本願寺から黄金色に光り輝くイチョウの木が見えてきました。
門の外からひときわ目立つ黄金色。
イチョウの木は樹皮が厚くコルク質で保水性があることから耐火力に優れています。
神社などに防火樹として建造物を守るため植えられることが多く火伏の木とも呼ばれ、
西本願寺のイチョウも天明8年(1788年)、元治元年(1864年)の大火にも負けず、生き抜いています。
枝が横長にあり、空に向かって根を張っているような見た目から「逆さイチョウ」と呼ばれ親しまれ
1788年の大火の際には水を噴き出して御影堂を守ったという言い伝えから、別名「水吹きイチョウ」とも呼ばれているそうですよ。
昭和60年(1985年)には京都市の天然記念物にも指定されています。
本当に見事なまでに黄金色に輝いていて、素晴らしかったです。
生命の力強さを感じますね~。
境内では菊の展示もされていて、立派な菊の花が沢山見られました。
活き活きとしていて、作り手さんが心を込めて育てていたというのが伝わってきます。
生き物や植物は手をかければかけるほど応えてくれるんですよね。
この日は久し振りに訪れたのですが、素晴らしい紅葉と綺麗な菊の花も見れて充実のひとときでした。
秋の時期には来たことがありませんでしたが、また来年も見に行こうと思います。
情報&写真撮影日:2020年11月17日
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