皆さん、こんにちは!

先日、祇園方面の近くを通りかかったので、安井金比羅宮へ寄ってみました。

安井金比羅宮は「縁切りの神社」と呼ばれ有名な場所で
一風変わった見た目の縁切り縁結び碑というのがありSNSでも人気のスポットです。

境内には普通車用の参拝者専用駐車場もあります。

御由緒

天智天皇の時代に藤原鎌足がこの地に藤原家一門の繁栄を祈願した仏堂を創建し、藤を植樹して藤寺と号したのがはじまり。

平安時代には崇徳天皇がこの藤を好まれ寵愛していた阿波内侍住まわせており、崇徳上皇が保元の乱に敗れ讃岐国で崩御すると悲嘆にくれた阿波内侍は出家して尼になり、崇徳上皇の自筆の尊影を藤寺観音堂に奉納し、塚を築いて遺髪を埋めて日夜お祀りしていたそう。

崇徳上皇の自筆の尊影が奉納された藤寺観音堂に大円法師が参拝した際、崇徳上皇の霊が現れたことから後白河法皇の詔によって建治年間(1275年 – 1277年)の間に崇徳上皇を祀る光明院観勝寺が建立されたことが安井金毘羅宮のはじまりといわれています。

光明院観勝寺は応仁の乱の兵火により荒廃した後に、元禄8年太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院が移建される。

明治維新の後、蓮華光院を廃して「安井神社」と改称し更に「安井金比羅宮」と改め現在に至っているそう。

後利益

悪縁を切り・良縁を結ぶ
海上安全
交通安全

 

境内の奥へと進むと長蛇の列が!

下の写真の写真では分かりづらいですが、L字で列ができていて
圧倒的に女性が多い印象でしたが、カップルでの参拝も多い印象です。

縁切り縁結び碑

こちらが有名な縁切り縁結び碑です。インパクト大です!

ご祈願には方法があります。
① 本殿に参拝
② 「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの願いごとを書きます。
③ 形代を持って、願い事を念じながら碑の表から裏へとくぐります。→ここで悪縁を切り
④ 裏から表へとくぐります。→ここで良縁を結ぶ
⑤ 最後に形代を碑に貼りつけて完了。

悪縁切りと聞くと、少々怖い感じがしますが、良縁で結ばれたカップルや夫婦が参拝しても
二人がより深く強く結ばれる後利益があるとのことですので安心ですね。

年末年始は混雑が予想されるそうです。
一年の締めくくりに悪縁を経ち、新年に良縁を結ぶというので人気があるのかもしれませんね。

また、本日12月10日は一年の最後の縁日【終い金比羅祭 午前10時~】
授与所にて縁起物の「稲宝来」の授与が行われるそうですよ。

それでは、今回はこの辺で。

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